だれもわかってくれない
ハイディ・グラント・ハルヴァーソン著
高橋由紀子訳 早川書房 256ページ 2015/10/22発売

 

今回の本は、以前アップした「やり抜く人の9つの習慣」の著者が
それより前に出版した「だれもわかってくれない」です。
著者の夫にどんな本だったら読みたいと訊いて、出来たのが本書だということが
まえがきに書かれておりました。
PART4以降が特に良かったのでその部分を中心にまとめていきます。

 

やり抜く人の9つの習慣

 

[ 読書ノート ]

人は認識のエネルギーをケチる
・確証バイアス:予想しているものだけを見る
・初頭効果:第一印象が長く継続する
・ステレオタイプ:誰しも無意識に働いてしまうので注意
・ハロー効果:ある特徴に引きずられる
・偽の同意効果:他者も自分と同感だと感じてしまう。

○人間的な温かみの度合いを向上させる方法
・相手に関心を払う
目を見て、うなずき、微笑む
・こちらが先に相手を信頼する
・話がわかりやすく、少し早口で、ジェスチャーを加える。
背筋を伸ばすことも好印象。

○人を正しく理解し、理解されるには
・慣れ親しむと好意が生まれる
にっこり会釈したり、ちょっと手を振るだけでも良い
しょっちゅう身の回りにいる人や物は、好きになった方が楽だと感じる。
態度がほぐれてきたと感じたら、もう少し頻繁に近づいたり、声をかけたりして大丈夫。
・印象操作の最後の決め手は忍耐力。
→相手の気持ちが一晩で変わることはめったにないが、それでも人の気持ちはいつか変わるもの。

○おわりに 相手と自分を正しく理解する
他の人たちの意図、感情、性格を出来るだけ正確に読み取れれば、自分自身にも役立つ。
自分にバイアスがあることを認識する。

<ポイント>
1.十分に時間をかけて考える
2.人を公正に判断しようと心に決める
3.確証バイアスにご用心
正しく理解されるように、こちらから相手に働きかけることが大事。

[ 感想 ]

ポイントが優秀すぎて、読み飛ばしやすかったので
思った以上にすぐ読めました。
特に後半の9章からが素晴らしかったと思いました。
本書で今までと異なる本の読み方をつかみかけたかなと思います。
一文字ずつ文章を追わなくても、ある程度理解できそうだと感じました。
宝探しのように読んでいく感じですかね。読書の良さを再認識できました。
これなら、もっとたくさん本を読めるかなと気づいた一冊でした。
著者の本で、「やってのける」のオーディオブックを以前買っていたので
この機会に聴き直そうと思います。

 

 

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