伝わるのは1行 田口まこ著 かんき出版
2018/12/12発売 192ページ
著者はコピーライターとして、女性向けの商品広告を数多く担当しているそうです。
ライフワークとして、街中の会話やテレビ、雑誌、少女マンガなどから複雑な「女心」を理解するためのヒントを採集し、女性向け商品の広告に役立てる研究を行なっているそうです。
そのライフワークをまとめた特別付録も必読とのこと。
私も、文章がどうしても長くなりがちなので改善したくこの本を読みました。
[ 読書ノート ]
・長文は読み飛ばされる。
→読み飛ばされないためには、伝えたいことをギュッと凝縮する。
1行(20~30文字程度)で表現。
・読み手の心に刺さる4つのステップ
1.「絞る」
誰に伝えたいのかを具体化し、ターゲットを絞る
2.「広げる」
伝えたいことを、思いつくかぎり書き出す
3.「選ぶ」
書き出した言葉の中から、本当に伝えたいことを1つ選ぶ
4.「磨く」
選んだ言葉をブラッシュアップし、1行を完成させる
・2章 1行を磨き、輝かせる「7つのテクニック」
1.「助詞抜き」技
助詞を抜くだけで、1行に躍動感が出る
例、「不思議、大好き」「そうだ 京都、行こう。」2.「入れ替え」技
倒置法のこと。印象を強める。
例、「伝えたい。強く、ドラマチックに」3.「くり返し」技
言葉をくり返す、ただくり返す
例、「風が、強い強い日でした」「セブン イレブン いい気分」4.「かけ声」技
文頭に呼びかけるような “かけ声”を入れて、気持ちをこちらに向かせる
例、「おーいお茶」「さあ、急いで!セール始まっています」5.「字面」技
漢字、ひらがな、カタカナで印象は大違い
ひらがなを多めにするとやわらかい雰囲気、漢字が多いと知的に。
例、「可愛い」「かわいい」「カワイイ」「KAWAII」6.「かけ算」技
言葉と写真。情報をかけ合わせれば、効果倍増
写真につける1行は写っているものを説明するのではなく、言葉でしか伝えられないことを書き、情報をかけ算することが重要になる。7.「組み合わせ」技
「対句」ができれば、感動職人になれる
例、「やれない理由より、やれる理由を考えたほうが楽しいと思うよ」
[ 感想 ]
あっという間に読み終えました。
電子書籍で読むと文章量がわからなくなりますね。
本書は、すぐに役立てらるものを選りすぐったとある通り、使えるものがたくさんあったように感じました。
3章には、キーワードとなる「シズル言葉」の紹介、特別付録として女性に届く1行があります。
女性に限らず、相手の立場に立って考えること、観察すること、ポジティブに伝えることは大事だと思います。
女性向けアプリをダウンロードしてみる、女性誌の見出しを書き出してみるなんて比べてみるページもありました。
dマガジンを購読しているので、ちらっと見てもいいかなと思いました。
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