キャリアを手放す勇気 石井てる美 著 日経ビジネス人文庫
2018/1/6発売 224ページ

 

著者は、TOEIC満点、東大卒、元マッキンゼー勤務、現在はお笑い芸人をしている方です。
私がこの方を知ったのは、TOEIC満点のお笑い芸人としてYahooニュースに出ていたのが
最初かなと思います。その後ヒラリー芸人やインタビュー記事で何度か見かけておりました。
本を出しているのも、知っていて読みたいと思っていましたが、今回文庫版として発売されたことを
きっかけに手に取ることとなりました。
文庫として出た経緯として、KADOKAWAから単行本で2013年に出版されたものを
「もっとたくさんの方に読んでいただきたい」と異なる出版社から文庫化されたのです。
私が読んだのは、2月上旬で、今後の身の振り方を考えていた時期かと思いますが
思い切って前に進む勇気をもらえた、そんな印象があります。
文庫で200ページ程度と薄い本なので、持ち運びに良く、すぐに読めます。
普段より前置きが長くなりましたが、以下読書ノートに移ります。

 

[ 読書ノート ]

  1. マッキンゼーと私
    ・即断・即決・即行動のマインドセット
    →本当にやりたいことのためには、他人の目なんか気にしない。
    ・仮説思考
    →間違っていたら、即書き換えればいい。
    ・スタンスを決める
    →強く自分の意見を持ち続ける。
    ・まずは「できる」ありきで考える
    →一晩寝たらけろっと忘れるスルースキルも大事。
    できる人は打たれ強い。
    ・自信があるように振る舞う
    →本質で普遍的なこと。
    ・「何もしなければゼロのまま。行動したらプラスか、最低でもゼロ」
    →得るしかない。人生は自分の勇気一つで変えられる。
  2. 私の決断
    精神的に追い詰められると正常な判断ができなくなるもの
    →つらいときは、逃げてもいい。
    大事な決断は気持ちが冷静なときにするべき。
    ・「人生の主役は自分。自分が人生のハンドルをガツンと握って、いくらでも好きにしたらいいじゃん」
    自分の本当に好きなことは何か。
    挑戦して後悔することはないなら、やってみよう。
    ・仕事を続ける3つの条件
    *好きかどうか
    *人より得意か
    *その先に目標があるか
    ・「今から本気でやってなれないものなんてないでしょ」
    →気持ちのビックウェーブを逃さないうちに躊躇せずに行動しよう。
    大いなる見切り発車もいい。勉強はやるか、やらないかだ。
    ・何もしなくても日々は穏やかに過ぎていく。
    でも自分から行動することでその何もない一日が一生忘れられない特別な日に変わることもある。
    →気になることがあると行動を起こさないわけにはいかなくなる。
    自分の力で新しい世界を切り拓ける。
  3. 決断のその先へ
    ・自分が何者でもないことを知らないと謙虚に正しい努力ができない。
    ・何をやりたくないかを知ってやりたいことが見えてきた。
    ・自分の体験談や実際に行動して分かったことは、頭の中だけの思考の100倍価値がある。
    ・失敗は成功への前進。
    他人の目から自由で、自分の心に正直であることが一番強い生き方。
    ・夢を邪魔する人に接触しない
    ・やろうと思っている100人のうち、実際にやる人は1人。
    さらに、実際にやる100人の中で、続ける人が1人。
    ・本当の失敗は、やりたいことがあるのに挑戦しないこと。
    ・一歩を踏み出すのに背中を押す3点
    *ダメなら引き返せばいいだけだ
    *本当に失いたくないものは離れていかない
    *自分は自分、絶対に人と比べない。

[ 感想 ]

とにかく、行動することに対して背中を押してくれる言葉が随所にちりばめられていて
やる気が出てきます。2章ではマッキンゼー時代の追いつめられた時の石井さんの心理が
包み隠さず、描かれております。
マッキンゼーで学んだ、即断・即断・即行動をはじめとしたマインドセットが
その後の人生で大きく役立ったとの記述もありました。
おわりに書かれていた言葉を最後に抜粋して締めとさせていただきます。
(以下、おわりにからの抜粋)
「自分の過去に縛られないで、いつまでもウジウジしてないで、
思い切ってさっさと前に進むんだ!」

 

 

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