ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
幡野広志著 PHP 2018/8/24発売 207ページ

 

この本は34歳でガンになった著者が余命3年という残された時間の中で息子に残したいものはなんだろうと考え、出来上がった手紙と記されています。
この本を買うきっかけは、ほぼ日アプリで糸井重里さんと幡野さんの対談でした。
9月に読みました。カバーのデザインも素敵だと思います。

 

[ 読書ノート ]

僕にできることはたったひとつ。
そのときのベストを撮り続けることだ。

 

1.優しさについて

優しい人と一緒にいたいなら、自分が優しくなってほしい。
優しい人は痛みを理解できる人。
弱さを認めて、助けを求める。
相手の為に自分に何ができるか考え実行する。
優しい人といると優しくなれるし、嫌な人といれば、嫌な人になる。
自分の意見を押し付けず、子どもの選択を受け入れる。
→失敗を踏まえて、次にもう一度選ばせる。
やりたいことがわかる人に育つことにつながる。
僕がこの世に命をもらって生きているのは、命をつないでくれた人たちがいた。
息子を育てることで僕も妻も成長させてもらっている。
子どもがいる生活は濃密だ。
ほめると自己肯定感が育まれる。自信につながる。

 

2.孤独と友達
友達は、絶対的な味方じゃない。
置かれた状況や立場で変わっていく。
→好きでもない友達にしがみつかず、孤独を恐れない人であってほしい。
息子には、なんとなくまわりに合わせない、自分だけの価値観を持ってほしい。
「嫌な人は徹底的に避けろ」
嫌な人から逃げるいちばんの方法は、自分に自信を持つことだと思う。
→相手の真意が判断できる。
大切な相手は能力ではなく、その人の優しさで選ぶのがいい。
「わかってほしい」をやめて、いくら親しくても、「黙っていてもわかりあえる」なんてありえない。
自分の言葉で相手に気持ちを伝える方法を息子に知ってほしい。
「いくら伝えてもすべては理解してもらえない」ということも知っておいてほしい。
答えは自分で出すしかない。
大きな成功より小さな成功体験をたくさん積み重ねる。
それをほめられたほうが、自信につながる。
自信がある面白い人がお互いをほめ合える世の中は、幸せな世の中だと僕は思う。

[ 感想 ]

読んだ時に幡野さんの言葉がスッと入ってきたのを覚えています。
私は、上記の1章、2章に良い言葉が書かれていたように思います。
3章は夢、仕事、お金について、4章には命について筆者の経験から踏み込んで書かれています。
こうやって、ちょろっと読むだけで優しい気持ちになれるのが良いなぁと思います。
私も親になる時が来るかはわかりませんが、親として子どもにどう接するかはたくさん考えるだろうと思います。

 

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